相場より家を高く売るということを考えた場合、
整理・整頓そして清掃、加えるのであれば
子供たちのしつけ、つまり4つの「S」が必要で、
玄関からキッチン、バスルーム、トイレなど
全体に欠くことができません。
これら全体の4Sで、その家の第一印象が
決まってしまうからです。
そして、マンションの場合は、収納スペースにも
4Sを施し、見てもらうのが相場より家を
高く売るポイントになります。
最近のマンションは収納スペースが少ないことが多く、
それだけに皆さんが苦労していることが多いからです。
通常はプライバシーということもあるので、
不動産屋さんはそこまで開放を求めることは
ないのですが、出来ればそこも積極的に
見せて差し上げれば、好印象になります。
押し入れやクローゼットといったものが
建てつけられているのであれば、その使い方を
参考に見ていただくことがいいのです。
苦労して工夫したことなどもお話しすれば、
特に主婦同士の間には共感が生まれます。
共感が生まれれば、それも好印象につながります。
そして、建て付けではなく、後から追加工事で
取り付けた収納棚的なものがあるのであれば、
小物や本、ちょっとした着替え、あるいは
タオルやバッグなども含めて、段の広さや
大きさなどを見てもらいながら、便利に
使っているところなども説明してあげると、
その追加棚などが家のお値段にプラス要素として
働くこともあります。
入居後の造作は住んでいる人の好みに左右される
ことが多いので、一般的には歓迎されることが
少ないのですが、棚などの場合は、前述のとおり
少なくなっているということから貴重なものと
なっているからです。