風呂敷でラッピングも多様になる
ラッピングというと紙製のものやビニール製のものを使うことが多いですが、
そうした紙製のものやビニール製のものは包むものや入れるものによって
サイズを選ばないと、多く余ってしまったり中途半端なラッピングになってしまうものです。
ですから贈り物に都合がいいのが風呂敷です。風呂敷であれば大きいサイズのものを選んでも、
結んでしまえば無駄に余らせることもないですし、中身が抜け落ちてしまうこともありません。
また、風呂敷の模様を上品な和柄にすれば、高級感も出ます。
結び目を工夫して綺麗な飾りのようにすれば、大人の女性としての礼儀や作法も感じられて好印象を持たれます。
多くの場合、品物を受け取った後の包んでいたものは処分されてしまいますが、
素材も良く模様も美しい風呂敷であれば、そのままその風呂敷も贈り物として使ってもらうことが可能です。
今は無駄なくものを使っていくことがエコにもなり良いとされる時代なので、
一度だけでなく何度も使ってもらうことができるという意味でも、風呂敷に注目してみましょう。
昔ながらの柄だけでなく、洋風なものや、古典的な要素を取り入れた
モダンなものも販売されているので、注目してみると良いでしょう。
自分の個性にぴったりのものを選ぶ
こうした風呂敷を使いなれていない人は、まずどのような用途で使うのか、
またどのようなものを選べばよいのかもわからないでしょうが、まずは身近な生活で
取り入れられそうなものから使用していくようにすると良いです。
贈ったり、贈られたりということがあまりないというような家庭であれば、
お弁当の包みとして使っても良いですし、自分の生活にぴったり合うように使っていきましょう。
また、高級なものでなくても安価で手に入れられるものも多いですから、
気に入った柄があればいくつもそろえてみると良いです。
ただの地味な柄であっても、包み方を変えてみたり、結び目に工夫を凝らすことで
とても美しい作品にもなります。紙やビニール素材のものであれば結び目などを
気にすることもないですが、自分で包むことを楽しむことができますし、個性も出すことができます。
洗って何回でも登場させることが出来るというのが魅力でもありますから、繰り返し使えるようにしましょう。
柄にこだわっているうちに、季節感を出して使えるようにもなりますし、
いくつかの柄を揃えていくことでコレクションにもなって、贈ることだけでなく
自分の趣味としても楽しめるようになってくるでしょう。