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風呂敷インテリアで毎日を彩る

カーテン代わりにもなる

風呂敷のある生活インテリア性のある空間を作り出すためにも着目したいのがカーテンです。
面積が大きいアイテムなだけに空間への影響の度合いも高く、
いかなる工夫を講じるかによって部屋全体の雰囲気は違ったものになります。

カーテン

その際、一般のカーテンの中から選択する人が多いかと思われますが、
ひとつのアイデアとして風呂敷を活用してみるのもお勧めです。

風呂敷を採用するのは意外な選択肢でもあるものの、しかし案外実践されているケースも多く、
密かにインテリアアイテムとして注目されています。

日本におけるインテリア|伝統から和洋折衷へ変化

インテリアとは室内装飾品のことで、言葉の通り部屋を飾るものを意味します。
しかし日本ではインテリアに対する考え方が西洋とは違いました。

その原因は気候の違いにありました。
西洋諸国では一年を通して雨が少なく、乾燥している代わりに緯度が高く
日ざしが弱いため、気温が低くかったために部屋の中で暖を取れるようにして
熱を逃がさないような部屋の作りにしてあります。

そのため、西洋のインテリアは家の中の環境をよくするために用いられています。
反対に、日本の気候は温暖湿潤で、家の中には襖や障子があって
夏の暑さをしのげるように風通しができるよう工夫してあります。

日本の場合西洋のように、家の外と中が区別されているのではなく
室内と室外が一体化させれていて、一つの家として構成されているため
インテリアを置くという考えがありませんでした。

また、貧しい暮らしをしている者は、自宅を装飾するまでの
経済的な余裕がなかったので、装飾文化はなかなか浸透されませんでした。

しかし戦後、日本は高度経済成長期に入り、中産階級層の人々が
経済的なゆとりが持てる時代になり、インテリアに目を向ける人も増加していきました。

インテリアはその人の階級や裕福さを示すものではなく
生活を豊かにするという目的で広く浸透していきました。

最近では和風のものが好まれることもあって、西洋住宅の中に
和室を設けて和のインテリアをいれる、和洋折衷ともいえるものが増えてきています。

風呂敷をカーテンにするという発想

風呂敷を使う魅力はデザインの特殊性にあります。
織り物ならではの独特の表情や個性溢れるデザインの物が多く、
市販のカーテンでは得られない質感を与えられるでしょう。センスを表現

和の雰囲気にも洋の雰囲気にも上手く溶け込み違和感も生まれにくいです。
複数を組み合わせて仕上げればオリジナルデザインとすることもでき、
自分ならではのセンスを表現できます。

実際に風呂敷を取り入れる際の方法はいくつかあります。
ひとつはフックを通してレール上を移動させる方法です。

開け閉めを簡単に行うことができるため実用性も抜群です。
開いてまとめておいた時にも風呂敷ならではの存在感は失われず、
開けている時も閉じている時も独特の表情で窓際を演出します。

また、風で揺らめいている時にも見た目に心地良さを感じられるでしょう。

つっぱり棒に通して設置するのも良いかもしれません。
フックを通す場合ですとある程度の裁縫技術が必要になりますが、
つっぱり棒に組み合わせる方法ですとわりと簡単にできるはずです。

レールがないところにも設置することができるため、場所を選ばず活用できるのもメリットです。

ロールカーテンとして楽しむ方法もあります。
風に揺らめくこともないですから、ふわふわとさせずしっかりと固定したい時にお勧めです。

見た目にもすっきり感が生まれ、開けた時と閉めた時でメリハリを付けたい時にもぴったりと言えます。

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