子供の頃から教わっているリサイクル
今の日本人の多くは、小学校から中学校位で環境保全と言うものを学んできています。
社会の時間になると環境問題を学ぶ機会が多く、実際に自分の身の回りを見ても
確かにそのような活動が行われていることに気がつくわけです。
具体的にどのようなことが行われているかと言えば、とにかくゴミを減らすことでしょう。
ゴミの量が人口とともに増えていくだけでなく、ゴミ捨て場もそれほど余裕がない状態です。
その一方で、二酸化炭素を減らすべくゴミを燃焼するやり方をなくしていく傾向があるといえます。
そんな中で最近注目されているのがふろしきと呼ばれるものです。
風呂敷は、歴史的に見ると非常に古く、江戸時代や戦国時代などからあると言われているほどです。
もう少しひもといていくと、室町時代やその昔から使われていたと言う話がありますが、
庶民の間でどこまで流通していたのかは分かりません。
庶民の間でしっかりと流通していたのは、やはり江戸時代から明治時代にかけてといっても言い過ぎではないです。
最近は、この風呂敷の考え方も少しずつ変わってきており、実はエコロジーにも役立つとされているわけです。
プラスチックリサイクルに積極的に取り組んでいる、京都市公式チャンネル「エコちゃんが行く」でこれを確認することが可能です。
京都市公式が行う理由
風呂敷はエコロジーに役立つと言う事はいくつかの点で既に知られていますが、
その1つは言うまでもなく何度も利用することができることでしょう。
使い捨てバッグなども風呂敷と同じ部分があり、それは簡単に折りたため運べると言うことです。
しかしその対中度合いから言えば、やはり風呂敷の方がはるかに重要と言えるかもしれません。
具体的にどのような状態かと言えば、何度使ってもなかなか破れないと言うことです。
そこに使う布切れと言うのは比較的頑丈にできており、よほど安物でない限りそう簡単には動けません。
それ以外にも、ペットボトルをふろしきにすることができるなどといった
魅力的な部分があると言うのも、忘れてはいけない情報の1つです。
それを京都市公式が発表しているわけですが、なぜそこが発表しているのでしょうか。
1つは、京都市の中にはふろしきを製造している会社が多いからです。
歴史的な文化として伝える一方で、やはりそういった産業と言うものを残し、
会社を少しでも成長させたいと言うのが本音かもしれません。
ただやはり、日本の伝統そう簡単にして欲しくないと言う考え方が強いかもしれません。
もともと京都市と言うのは古い建物が多く、現在でも着物を着た人などが街を歩いている傾向があります。